来年1月7日から出国時に1,000円。
「国際観光旅客税法」が成立
2018年4月11日に、日本からの出国時(日本人も含む)に1,000円を課す「国際観光旅客税法」が成立しました。2019年1月7日以後の出国に適用されます。
そこで、今回は旅行をテーマにまとめてみました。
訪日外国人旅行客の消費の動向
訪日外国人旅行者数は、2015年は1,970万人、2016年は2,400万人、2017年は2,800万人と急増しています。日本政府の政策では2020年に4,000万人を目標にしており、今後も増加が進む見込みです。訪日外国人旅行者の消費額を費目別にみると、買い物代に使う割合が最も多いですが、その割合を前年と比べると、1%減少しています。一方、宿泊費と娯楽サービス費については、増加していて、「体験」や「旅そのもの」にお金をかけるスタイルが、今後も進んでいくようです。
出典「観光庁プレスリリース調査結果の発表2018年3月20日」
日本人の旅行に関する2018年のトレンド
日本人国内旅行の消費額は、前年比で0.7%増加しており、宿泊旅行より日帰り旅行が増加しているようです。リクルートライフスタイルによると、日本人の2018年の旅行トレンドは、「健康」だそうです。具体的には、「湯治ができる旅」「スローフードが提供される旅」「ヨガなどができる旅」に興味関心が向いているようです。旅行は計画を綿密に立てて実行することで、満足度や旅行後のモチベーションの上昇に効果があるという研究もあります。休暇の旅行をうまく活用していきたいですね。
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本号の担当は、 細谷チーム でした。